今後溺愛していくであろうジーンズのリペアが終わったので検証してみた

ディテールがたくさんつまっているものって、見ていて面白いよね
http://d.hatena.ne.jp/sun_ra47/20140609


一ヶ月ぐらい前に、ジーンズについて気持ち悪い文章を書いてみたが、
人がドン引きするような途方もない知識を持ち合わせているわけでもなく、
ドラゴンボールで例えるなら、へたれキャラとして認知されているヤムチャのような存在だけど、
ジーンズが好きであることには変わりない。
なにもかも中途半端な情報量しか持ち合わせていないので、
いつかはスーパーサイヤ人のような特化した存在になってみたい気持ちが少しだけあることをさりげなく吐露。


3週間前にリペアにだした551zxxがついに我が家に帰ってきた。
今日のブログは、ジーンズに興味がない人が読んだら、
とくにつまらないと思うので、
http://8tracks.com/kaelbunda/we-ll-all-float-on-alright
そそくさとリンク先をふんで、30万再生を超えているプレイリストで楽しんでください。


テンションあがりすぎたこともあるが、
「自分の恋人は可愛いんだぜ」と誇示したくなる感情と同じように、
少しでもジーンズの良さを伝えようとした結果、
iPhoneのカメラで普段まったく使用したことがなかった色調の加工処理をしたせいで、
ビフォーアフターで色味が違いすぎて、まったく参考にならない写真になってしまった。
しかも、ビフォアーの写真のが素敵に写っているしまつ。
写真を見比べてみても、どこがどうなって、どのようなリペアをしたのか、
直しをお願いした私がみても、まったく分からない。
予算15,000円を用意していたが、
実際のところ、若干ケチってしまい8,000円のリペア代を支払った。


兎に角、
わたしは家に戻ってきたばかりのこのジーンズに恍惚と酔いしれ、
滅多に味わえることのない安堵につつまれ、
気持ち悪い表情をしながらブログを書いている。



自分たちのリペアができず、完敗してしまったが、
客観的に捉えることができたので、次のリペアに活かしたいと思う。
(流行の表現に便乗)


これは完全に失敗だ。
一部、裾のチェーンステッチがほつれていたので、
そこだけ補強をお願いしたつもりが、
ご丁寧に左右すべて変えられてしまった。
もとのステッチはイエローでよい感じにくたびれていたのに、
なぜ、オレンジにしたのか。
から揚げにレモン汁でなく、オレンジ汁をしぼるぐらい間違っていると思ったが、
確認不足だった私が悪いので仕方がない。


リペアをお願いした際、
イメージは共有できていたはずだと思い、
お店のお兄さんにすべてを委ねた私が愚かだった。
もちろん、お兄さんにはまったく責任はない。
この面倒くさい私のような客が世の中からいなくなれば、
きっと簡単に世界は平和になるんだろうな。


・・・。
せっかくのXXが、これでは66みたいな雰囲気になってしまった。
裾直しは1500円なので、もう一回イエローでやり直すかもしれない。



大きく破れていた箇所には、
デニムの裏生地を中から貼って補強。
私が20代だったならば、これみよがしに生足を見せつけることに抵抗はなかったが、
さすがに今の年齢で生足を見られるのには抵抗がある。
といった思考になったことで、自分が年をとってしまったことを実感するが、
暑いのでショーパンは履きます。



本当はこんな感じで、タタキをいれてもよかったんだけど、
単純にこの処理をすると値段が一気にあがるのと、
写真のような小さい範囲でタタクのはよいけど、
大きい範囲でやると、失敗したときに後戻りできなくなるのが怖いです。
生地を貼るパターンだと、剥がせばいかようにでもアレンジできるし。


ということで、ジーンズのリペアは楽しいので、
皆さん、愛用しているボロボロのジーンズがありましたら、
リペアを検討してみてはいかがでしょうか。



Sleigh Bells - Rill Rill