とあるオッサンの休日の過ごし方

ひさびさの休日。
風は強いが、天気はよかったので、洗濯ものをベランダに干す。

その後、リビングで優雅にコーヒーをすすっていたところ、
「ガシャン」とベランダからものすごい音が聞こえ、
様子を見に行くと、物干し竿が真っ二つに折れたようで、洗濯したての衣類は見るも無残に床に放たれている。

まぁ、いいや、泥とかついたわけでもないし、
嫁は外出してるから床に落としたのバレてないし、
気を取り直してもう一方の物干し竿に洗濯ものを掛け直そうとしたら、
ステンレスハンガーの竿に引っかける部分が落ちた衝撃で欠けてしまったようで、
物干しに竿に引っかけることができない。

めんどくせーな。
押入れにしまってある古いハンガーに掛け直していたところ、
強風でバスタオルがひらひらしたことにより目の前の視界が遮られ、
ベランダにある突起しているパイプにおでこが直撃し、
たんこぶができる。

強烈な激痛が走ったとともに、
楳図かずおのマンガの吹き出しみたいに「ぎゃっ」と奇声をあげた自分に対し、
思わずベランダでひとりほくそ笑む。

気を取り直して、掃除機をかける。
なにげなくソファーに目をやると、いままでみたことがない金具がみえ、
ソファーの連結部分に隙間ができている。
隙間を詰めようと、力いっぱい押しこむと、金具がソファの木材を貫通し、板に穴があく。

ああダメだ。なにをやってもダメだ。
てか、わたし、もしかして怪力なの？
なんつって、思わずリビングでひとりほくそ笑む。

気を取り直して、テンションをあげるために
ブックオフにHITOMIのCDを買いに行くも、
HITOMIのCDが一枚もない。

なんで？
HITOMIって人気なの？
250円コーナーしか探してないけど、もしかして500円なの？
それとももっと高いの？

意気消沈しつつ、250円コーナーで本日二枚CDを購入。

サウンド・オブ・スピード

彼らの音源は「Psycho Candy」と「Honeys Dead」しか持ってなかったので、良い買い物ができた。

オン・ザ・ストリートコーナー2

あと、TATS YAMASHITAを購入。
ってさらりと書いているけど、「TATS」ってなんなの？
愛称なの？

買ってから気づいたけど、わたし、アカペラの音源嫌いなんだよな。
これ、全部アカペラじゃん。
ああダメだ。
こんなことなら、買うか悩んでいたSUEDEのベスト盤を買えばよかった。

ブックレットに目を通していたら、
最後のページがまるまる「disc」についての説明ページになっていてウケた。
しかも「こ」と「性」のフォントを目立つように大きくさせているレイアウトが斬新ではないか。
このCDは1986年に発売された音源なので、時代性を感じる。
「最新のデジタル技術をフルに活用した〜」なんて書かれているし。
wikiで「コンパクトディスク」を調べてみたら、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF

1986年、販売枚数ベースでCDがLPを追い抜いた。これは、レコード会社が親会社であるオーディオメーカーに配慮してレコード生産を縮小したことも影響している。

この年にLPの販売枚数をCDが追い抜いたようです。

電車に乗りながら、CDのブックレットを読んでいたわけだけど、
目的地はひとつ。

どんよりとした今日一日に激アツな刺激を入れるため、
今日一日を晴れ晴れと激アツに締めくくるため、
立て続けに起こった負の連鎖を激アツな一日に変換させるため、

とか色々と理由をつけて、
とにかく「激アツ」って言いたいだけなんだけど、
アホみたいな面しながら、意気揚々とスロットを打ちにいく。

こんだけ嫌なことが起きてるんだもん、今日は絶対に勝てる。てか、勝つ。
先日の大雪の日、見ず知らずの兄ちゃんがノーマルタイヤで雪にはまっていたのを、
見て見ぬふりせず、脱出するまで4時間ぐらい手伝ったんだもの。
わたしは無神論者だけど、神様はきっと見てたよ。
わたしを救ってくれるはずだよ。

もう面倒くさくなったから、結果だけ書くけど、
7,000円負け。

たいした上乗せも引けず、隣のオッサンが激アツな展開を引きまくっていました。

ああダメだ。
ため息しかでない。

ああ、明日からまた仕事か。

ぶらｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋｋっくさばあああああああああああああああすううううううううううううううううう
(画像に意味はない)

The Jesus and Mary Chain - My Girl

THE TEMPTATIONSのカバー