もじこせうい じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる


おそらく、妻が私にやりたいことの一つであろう画像です。
笑えないよね、これ。
そして、これから書こうとしているブログの内容を妻が読んだら間違いなく私に蹴りを入れたくなることでしょう。
この飛び蹴りは笑えないけど、妻が飛び蹴りをしている姿を想像したら笑えてきた。


さてさて、唐突ですが普段私はどんな仕事をしているのか?ということについて少し触れさせてください。


職場周りの人にブログがバレたりすると、書く内容に気をつかったりして、好きなことが書けなくなりそうなので、仕事内容を伏せたまま長らくブログを書き続けていますが、原稿などの文字校正をする機会が多々ある仕事をしています。


またまた唐突ではありますが、私は文字校正作業が大好きだ。
そして、なんなんだ、このどうでもよいカミングアウトは。

誤字、脱字をはじめとして、ニュアンス、認識のズレなどを見付けることが目的の一つでもあるこの作業は安堵と憤怒が共存しているため、勝ち負けの展開によって一喜一憂するパチンコを打っているときの精神状態と近いものがある。
誰も気づかないような細かい箇所の間違いを発見した俺すげぇ「グヘヘヘェ」という喜びと、こんな大事なところを間違えるんじゃねーよ「オラァァァァ」という原稿を作った人への怒り、そんな感情の浮き沈みを激しく体感できることが文字校正の醍醐味です。
以前、ゲームが強い人は性格が悪い(または歪んでいる)といったことをブログに書いたことがありますが、文字校正はきっと性格の悪い人が向いているのではないか、と密かに思っています。


文字校正って、卑屈な言い方をすると間違い探しでもあり、粗探しでもある作業だから、嫁から言わせたらすこぶる私の性格は悪いとのことなので、開き直ってこうしてブログを書いていますが、まれに仕事でやりとりしている厭味ったらしいアイツの間違いを徹底的に探してやるぞ「オラァァァァ」といった屈折モードになることもあり、どうですか?この赤文字の入りまくった原稿は「うふふふ」と満面の笑みを浮かべながら原稿を送り返したりもするのですが、そういった相手に限って実際には大したダメージを与えることができず、逆に喜ばれたりして本末転倒な結果に落ち着くのが世の常だったり。。。


原稿の間違いを赤字で指摘することと、夫婦間の口論も似たようなもので、ヤツ(妻)の発言からあげ足をとって一言で論破してやる。なんて意気込んでいた時期もありましたが、今となっては大抵の発言は余裕でスルーされるので、口論中は高速道路で原付バイクを運転させられるような非力で無力な気持ちになってしまうことが最近は多い。
これ以上書き続けると、私の性格の悪さを露呈するとともに、妻の怒りが頂点に達しそうなので、本題に入ります。


56 名無しさん@涙目です。(東京都)2011/08/17(水) 19:13:32.86 ID:3qVDjRIzP
こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
ちんゃと よためら はのんう よしろく

引用元
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51819278.html#more


なんかもう、すごいわ、これ。
流し読みした場合、さらりと読めてびっくりしたから、思わず文字校正についてブログを書きたくなったのです。
人間は文字を認識するときに最初と最後の文字さえ合っていれば、読めるんだってさ。

無意識に頭の中で正しい文字に置き換えて読んでしまうから、やはり文字校正って難しいですね。


「てにをは」が滅茶苦茶なブログを書き続けている私ごときが「文字校正が好きだ!」とか、舐めたエントリになってしまいほんと恐縮ですが、このエントリで間違いを発見した方は「グヘヘヘェ」と笑って指摘してください!


Sic Alps “Do You Want To Give $$?”