54-71再ブーム到来。

私ってほら、透明感のある「癒し」を感じる音楽が好きだから、やっぱEnyaとか普段聴いている訳で、汚らわしい匂いが漂ってくるような音楽とは無縁な生活を送っているのよね。まさか、ボーカルが鼻水垂れ流して歌っているような、そんな下品なバンドのCDなんて聴けるはずないでしょ。

嘘つくといつもオネエ言葉になってしまう。
昔大好きだった54-71ですが、もう聴かないだろうと思って、ディスクユニオンに売りに行ったのはいいけど、あまりにも査定金額が低かったから、売るのやめたんです。


会社の机の上に2週間ぐらい置きっぱなしにしてたんだけど、ふとした瞬間に聴き直してみたら、なんか熱いもんが込み上げきた。やっぱすげーーーいいわ。売らなくて良かった。ってことで、今週はもう残り少ないけど、54-71しか聴きません。このブログのサイドバーに貼っているlast.fmブログパーツに再生履歴が表示されるので、私のことを快く思っていない身内の方がおりましたら、再生履歴をよーく注意しながらチェックして、違うアーティストを再生していたら「このホラ吹きヤロー、くたばりやがれ!」と声高に罵ってください。


そういえば、ちょっと前の音楽系ニュースサイトで紹介されてたけど、元Ultra Magnetic MCsのメンバーで、Dr. OctagonだったりもするKool Keithとコラボした作品が発売してますね。54-71再ブームの今、音源が気になるところ。

アイデア・オブ・ア・マスター・ピース

アイデア・オブ・ア・マスター・ピース

Kool Keith & 54-71 - EXTREME WORKOUT

ぶっ飛んでますなー。
リアルJUDGEMENT NIGHT世代(映画のサントラで、DE LA SOUL x TEENAGE FANCLUBとかCYPRESS HILL x SONIC YOUTH他収録)としては、こういった異色なコラボがこれからもどんどん誕生すると面白いのに。


CYPRESS HILL x ゆらゆら帝国
SAGE FRANCIS x 灰野敬二
降神 x MICE PARADE


・・・・・駄目だ。こんなありえない組み合わせ、考え出すと切りがないからやめとこう。ちょっと古いけど、イルリメ x MELT BANANAとか面白いコラボが実際にあったな。



そういえば54-71の流通1枚目は小林英樹さんが帯コメントを書いていたんだけど、的確な紹介文で当時かなりツボに嵌った記憶が。忘れないように記載しておきます。

言うなればワシントンD.C.的ハードコア精神と、アルビニから現在までに流れるシカゴ風ポストロック、そして鋭角的なグルーヴに溢れたアンダーグラウンド・ヒップホップとの出逢い。。。。か?いや、完全に超えています。驚愕の激個性。この音ここだけ。

CDがリリースされた2000年当時、こんな風に紹介できるバンドは間違いなく54-71だけで唯一無二な存在でした。


54-71 - i'm in love

激クラシック!!!!!