ぼえーーーー。


と嘆きたい現実。
この土日はいろいろあったなぁ。


土曜日の昼下がり、風呂場のドアノブの調子が悪かったので、クレ556で油を注そうと思い、わざわざドアノブを解体してみる。
結果的に引っこ抜いてはいけないパーツまで引っこ抜いたため、現状復帰できない状態に陥る。


壊れたまま強引にパーツを戻してドアを閉めてみると、「ガチッ」っていう不吉な音とともに、見事風呂場に閉じ込められてしまった。
パーツが完全にロックされて、何をどうしてもドアは開かない。
手元にあるのはドライバーが一本。隙間がまったくないので工具をとってもらうこともできない。


「31歳のオッサン、風呂場に閉じ込められて死亡」
新聞の地域欄に載るかな?なんて一瞬想像したが、それどころではない。


「押すな!!」って言われると押す。「抜くな!!」って言われると抜く。
「閉めるな!!」って言われると閉める。いたって単純な動機でした。
壊れたまんまドアを閉めてみたかったんです。


普通に小学生でも気付くぐらいマヌケなことをしてしまった。
密室に閉じ込められて不安が募りまくっている私とは裏腹に嫁さんは完全に他人事。
むしろアンタはいつも余計なことばっかりやらかして迷惑ばかりかけてと罵られる・・・。
それもこれも私の日頃の行いの悪さが裏目にでてしまっているから仕方がないか。


嫁さんが家にいたので、割と冷静にしていられたけど、こういうときの自分の思考回路って面白いですね。
どうすればここから抜け出れるか?ということを色んなパターンで想定してみるのですが、やはりこんなときでもできるだけお金を使いたくないという結論に陥ってしまうのは、自分が貧乏だからだろう。鍵屋を呼んだら手数料すげーかかるし、ドア壊したらドア代すげーかかるし、こんな無意味な出費はしたくない。もし自分が金持ちだったら瞬時にしてドア蹴破るもんな。そもそも金持ちだったらクレ556で油なんて注さないだろうし。


貧しさを恨む。
こんなんじゃ、夕方から行こうと楽しみにしていた満喫に行けないじゃないか・・・。
今日こそは「サラリーマン金太郎」を読破しようと楽しみにしていたのに・・・。


とまぁ、ダラダラと大袈裟に書いてみましたが、今このブログを書いているってことは、皆様のご想像通り風呂場からは無事脱出できたのです。しかも30分ぐらいで何も破壊せずにドライバーで強引にこじ開けたら出れました。


ドアノブは壊れたまんまだけどね・・・。


風呂場で閉じ込められていたときに何故かBUTTHOLE SURFERSの「SWEAT LOAF」が頭の中で再生されてたんで今日はバットフォールの動画を貼ります。
この曲、ダニエル・ジョンストンの映画「悪魔とダニエル・ジョンストン」でも使われていました。
ずっとオリジナルだと思っていたけど、ブラックサバスのカバーだったとは。
動画がみつからかったので、別の曲を貼りました。やっぱかっけーなぁ、このバンド。