今日はECDさんについてブログを書いてみます。


ECDさんを初めて知ったのは、思い起こせば今から遡ること11年前。
当時たまたまラジオをつけたら、「ユウザロックのヒップホップ・ナイト・フライト」という番組がTOKYO FMでオンエアされていて、その番組の選曲で「ロンリーガール」を聴いたのが、ECDさんを知ったきっかけです。


佐東由梨の「ロンリーガール」を元ネタに、Marvin Gayeの「SEXUAL HEALING」のトラックをサンプリングしたこの曲、今でも飽きずに聴き続けている個人的日本語ラップクラシックに入る一曲です。


「ナイトフライト」は不定期でオンエアされていたので、インターネットがまだ一般的に普及していなかったこの時代、次のオンエア情報が気になってしまって、新聞のラジオ欄をよくチェックしていました。


私はこの頃、パンク、オルタナを中心に音楽を聴いていたので、この番組のHIP HOP的なテンション(YOU THE ROCKのMCやゲストの人たちの会話)にかなり衝撃を受け、B-BOY特有のあの話し方が面白くて仕方ありませんでした。


「チルっててさー」
「ドープでイルな曲だぜー」


とかね。影響は受けていませんが、嫌いではないです・・・。


とまぁ、「ナイトフライト」の話しはこの辺にしておき、ECDさんなんですが、リアルタイム・ドキュメント・コラムと銘打たれた連載ページをみつけてしまったので、
今回ECDさんについてブログを書いてみたくなったのです。


http://www.public-image.org/ ってサイトの↓

http://www.public-image.org/column/ecd/we_are_ecd1_we_are_ecd1vol0_ec.html


でコラムを連載しています。


これ、なんていうんですかね。
面白いとか、そういった次元ではなくて、とにかく生々しいんです。


事実は小説より奇なりなんていった表現がありますが、
よく作られたフィクション小説を読んでいるような錯覚に陥ってきます。


自伝的小説の「ECDIARY」の続編的なこの連載、
興味がありましたら、是非読んでみてください。


そういえば、半年くらい前に下北沢の踏み切りで、ECDさんとその彼女と思われる女性が仲良さげに信号待ちしていた光景を思い出しました。